「どうして、私はいつも傷ついてしまうんだろう」
「なんであの人は、わかってくれないの?」

そんなふうに感じてしまうとき、
私たちは知らず知らずのうちに、
心のハンドルを“誰か”に渡してしまっているのかもしれません。

でもね、
あなたの人生の主役は、いつだって“あなた自身”です。

被害者意識に気づくことは、
自分を責めることではなく、
本当の意味で自分を取り戻すための最初の癒しのステップ

今日はそんな“心のハンドルを自分に戻す方法”を
お話ししていきますね。

被害者意識に気づくことからはじまる癒し

たくさんの方のお悩みをお聞きしていると、
心の中に共通しているテーマがいくつもあることに気づきます。

多くの方は、私のところに来られる前から
「なんとか自分で変わりたい」と思い、
本を読んだり、ワークに取り組んだりと、
たくさんの努力をされています。

そのおかげで、心が少し軽くなったり、
現実が少しずつ動き出したりしている。

それでもなお、
トラウマや人間関係のつらさから抜け出せずにいる……。

「どうしたら、もっと幸せに生きられるのでしょうか?」

そんなご相談をよくいただきます。

「あの人が」「親が」と思ってしまうとき

人間関係で悩む方に共通しているのは、
こんな言葉を口にされることです。

「あの人が〇〇って言った」

「あの人が私に〇〇してきた」

「親が私を〇〇のように育てた」

あるいは、

「あの人に〇〇された」

「親に〇〇してもらえなかった」

……といったように。

こうして言葉にしてみると、
少し“受け身”になっていることに気づきませんか?

自分の人生の主語が「他人」になっていて、
まるで人生のハンドルを誰かに預けてしまっているような状態です。

そしてその奥には、
「私はこんなにひどい目にあっている」
「私はかわいそうな存在なんだ」

という 被害者意識 が潜んでいることが多いのです。

でもね、まずは
「自分の中にそういう部分があるんだな」と
気づくことができたなら――
それは、とても大きな第一歩なんです✨

なぜ被害者意識を持ってしまうのか

「もしかして、私にもそういうところがあるかも…」
そう思ったあなた。

大丈夫です^^

被害者意識は「悪いこと」ではありません。
誰の心にも自然に生まれるものです。

それは、
“人のせいにした方が少し楽だから”なんです。

「相手が悪い」

「相手が変わればいい」

そう思っていれば、
自分を変える必要がないので、楽に感じます。

そして、つらい感情に慣れていると、
そのままでいるほうが安心でもあるのです。

時には、「かわいそうな自分」でいることで、
誰かに優しくしてもらえることもありますからね。

被害者意識を手放して、自分の人生を生きる

でも、もう一度静かに問いかけてみましょう。

私は、いつまで自分の人生の主役を

他の人に預けておくのだろう?

もし、「もう自分で舵を取りたい」と思ったら、
その瞬間から人生は動き出します

まずは、
主語を「あの人」から「私」に変えてみること。

たとえば、

「あの人が私に〇〇って言った」

を、

「私は自分の成長のために、あの人に〇〇と言わせた」
と、少しだけ視点を変えてみるのです。

それは「我慢して感謝しなさい」という話ではありません。
ただ、視点を少し変えるだけで、
世界の見え方がやさしく変わっていくのです。

そして気づくでしょう。

「この出来事が、私に気づきを与えてくれたんだ」

「人として成長するための経験だったんだ」

そう思えたとき、
心の中に“感謝”や“自由”が生まれてきます。

自分の人生を、自分の手に取り戻す

被害者でいる間は、
人生のハンドルを他人に預けたままになってしまいます。

でも、あなたの人生の主役は、
いつだって あなた自身 です。

しあわせな人生にしたいなら、
そっとハンドルを自分の手に戻してあげましょう。

最後に 〜自分をまるごと受け入れて〜

つらかったこと、悲しかったこと。
その時に感じた感情は、
どれも間違いではありません。

その感情も、あなたという人を形づくる
大切な一部なのです。

けれど、もし今、
ネガティブな感情に押しつぶされそうなときは、
どうか一人で抱え込まないでくださいね。

ワークに取り組んだり、
カウンセリングやセラピーを受けたりして、
心を少しずつ軽くしていきましょう。

そうすれば、きっと――
あなた本来の“しあわせな人生”に
自然と戻っていけるはずです。

心の癒しと気づきのために…

ヒプノセラピーでは、
無意識の中にある「被害者意識」や「思い込み」に
優しく気づき、手放していくことができます。

深く癒されながら、
「本当の自分の人生」を生き始めたい方は、
ぜひ幸運コーチングセッションで体験してみてくださいね